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磐梯山頂上


期日:平成19年7月23日〜26日

場所:裏磐梯高原 福島県耶麻郡北塩原村

参加児童 3〜6年生 267名



7月23日
  武蔵野市は、小雨でした。出発が雨だったのは久しぶりのことです。教室集合、人数確認、注意事項連絡のあと出発しました。  各バスとも、児童のレクリエーション係りや教員のリードで過ごし、車酔いなどの体調不良を訴える子もほとんどいませんでした。 トイレ休憩二回、昼食、計三回の途中休憩をとりました。昼食予定のSAも、霧雨で車内での昼食となりました。   14時15分、現地に到着しました。3〜4年生は直接宿舎のホテルへ。5〜6年生は、テント泊のキャンプ場に寄って、テント内や周辺を確認したてから、宿舎へ入りました。  出発、昼食と雨に影響されましたが、中二日の活動は晴天に恵まれました。


7月24日野外炊事
 24日は3年生と6年生が、25日は4年生と5年生が共同で野外炊事を行いました。他のグループに負けないカレーライス作ろうと張り切っていました。昨年、一昨年と雨で実施できなかったので、4年生と5年生はどちらも今回が初めての経験です。子供たちの中には前もって美味しいカレーの作り方を調べ、メモを作ってきた児童もいました。   最初にかまど係り・材料係り・飯ごう係りの3つの係りに分かれて担当の先生の諸注意を聞き、いよいよ野外炊事の開始です。4年生の材料係りが丸いたまねぎをどのように切ってよいか分からずに呆然としていると、「まず両側を切りとるんだよ」とすかさず5年生がアドバイスをしていました。飯ごう係りの児童は水の色が透明になるまで何度も米とぎをしていました。かまど係りの児童は煙に目を痛めながら、懸命に火をおこしていました。中には何度も火が消えてしまって苦労していた班もありましたが、1時間半から2時間かけて、どの班もカレーライスを作り上げることができました。子供たちは自分たちが作ったカレーライスを満足そうに食べていました。

 

 

 林間学校、高学年の活動の軸は登山とテント泊にあります。キャンプ場でのテント泊は、宿舎で夕食キャンプを済ませてから常設テントで1泊するものですが、それでも寝袋で寝るのが初めての子がほとんどで、キャンプ場に向う子ども達の声には、わくわくとどきどきの入り混じった気持ちで溢れていました。  キャンプ場に着くと、学年でのミニ・キャンプファイヤーの始まりです。スタンツ(グループの出し物)の中には5月から練習に取り組んでいたものもあり、ブラスバンド隊から、縄跳びダンス、ヒップホップまでと大いに盛り上がりました。単なるお楽しみ会ではなく、自分たちで計画、準備し、楽しむことに意味があります。  ファイヤーの火が落ち、それぞれがテントに分かれる頃、満天の星空に子ども達は驚嘆の声を上げていました。生まれて初めて流れ星を見つけた子どもは、一生の思い出となったでしょう。

ミニキャンプファイヤー

 

夕食 男の子には、陶板焼きの焼肉が人気でした。女の子たちには、茶碗蒸し、桜餅、メロンが好評でした。

 

 6時30分、まぶしい朝日と小鳥のさえずりの中で、朝の集いです。24日と25日の中二日は朝の集いを行いました。校長先生のお話、気象観測委員の報告、聖徳体操、諸連絡です。  聖徳気象観測委員会の25日の桧原湖周辺の天候は、気温17.5℃ 湿度74% 気圧942hp 雲量8  天気 晴天 風向 北 風力 1  午前・午後とも晴れの予報 最高気温は26℃ぐらい 東京は曇り 最高気温は28℃ の予報でした。

 

三年生は、初めての林間学校。どの子も最初は緊張気雄国沼ハイキング味でした。「家族と離れて3泊もできるだろうか?」「部屋のみんなと仲良く過ごせるだろうか?」そんな不安も、裏磐梯のすばらしい景色と、みんなを待ちわびたような好天にどこかへ消えていきました。  三日目、朝から抜けるような青空の中、雄国沼を目指してハイキングをスタートしました。前日に五色沼を歩いているためか、しっかりと隊列を作って歩くことができました。1時間半ほどで雄国沼に到着。青空と緑に映える沼の美しいブルーに、子どもたちから思わず「きれ〜い!」という歓声があがりました。子どもたちの頑張りで、時間に余裕ができたため、近くにある雄国沼湿原へと足を伸ばしました。湿原の緑のじゅうたんの中をのんびり歩く子どもたちは、とても楽しそうでした。自然の美しさを満喫し、一回りたくましくなった子どもたちでした。

 

 聖徳学園では、3年生から始まる林間学校において、3年磐梯山登山「雄国沼」、4年「雄国山」、5年「猫魔ケ岳」そして、最後に6年「磐梯山」と、段階を踏んで山登りが計画されているのですが、宿舎の前から見ることの出来る磐梯山のその姿は、どの子も「本当に私たちはあんなに高い山に登るのかしら」と思うほど見るからに険しい山がそびえ立っているのです。だからこそ、逆に多くの子が標高1819メートルにものぼるこの磐梯山に小学生のうちに一度はチャレンジしてみたいとも思っているのです。  これまでは天気との関係でこの山に登った6年生は少なかったのですが、幸いにもこの学年は天気に恵まれ、ついに25日の朝に実施することになりました。いよいよ出発!はじめこそ元気に歩いていた子ども達もいつの間にか、口数が少なくなり、そのうちに息づかいも激しくなりはじめ、「先生!休憩を取らないのですか?」「あと何分で休めるのですか」といったことを何度も口にするようになってきました。しかし、やめたいと本気でいう子は一人もいず、何とか最後まで登りきるのだ、といった気持ちが感じられました。山頂まで30分のところにある弘法清水で、それはそれは手も凍るような冷たい水を口に含んだときのうれしそうな顔、更に頂上につき眼下に広がる猪苗代湖を見下ろしたときのついに登りきったという満足そうな顔は、歯を食いしばって登ってきた子どもたちだからこその素敵な笑顔だったように感じられました。

 

 梅雨明け前にもかからず、登山・ハイキングをはじめすべての日程がほぼ予定通り行われる中で唯一雨天のために計画を変更せざるを得なかった企画が林間学校のフィナーレを飾るキャンプファイヤーでした。   新学期が始まると同時に多くの子ども達がこのキャンプファイヤーでの発表めざし自主的に練習していたのを知っていたからこそ、何とか最後まで外で行えないものかと、今にも降りだしそうな空を見上げながら検討していたのですが、無常にも雨が降り出し、急遽室内での夜の集いに変更することになりました。   ところが、私たち教員の心配をよそに子ども達は、どこで行うのも同じといった気持ちでそれこそ熱い炎を真っ赤に燃やし大広間で歌い踊り、楽しい時を過ごしました。   各学年の出し物では、初めて参加の3年生がリズム縄跳びで創作ダンスに挑戦すると、4年生、5年生のお兄さん、お姉さんたちも、「あと1、2年すると、3年生のみんなもここまで出来るようになるのよ」と、更に工夫されたダンスやリズム縄跳びなどを発表していました。そして、6年生。発表希望者が多いために、6年生だけのテント泊の日に、オーデションを行い選出しただけのことはあり、それはそれはどの子の心も釘付けにさせるような息のあったダンスを発表してくれました。   最後に、みんなで声をそろえて歌った「ビリーブ」という曲はきっと林間学校の素敵思い出としていつまでも子ども達の心に残ることでしょう。

 

 出発の朝、裏磐梯は小雨でした。宿舎の玄関前のアーチの下にバスが入れますので、濡れずに乗車できました。  那須高原SA、宇都宮、蓮田SAと休憩や昼食でバスを降りました。こちらは雨もなく、降りるたびに気温が高くなるように感じられます。裏磐梯高原の涼しさが懐かしく感じられます。  学校到着5分前からポツリポツリと。出発と到着は雨でしたが、中二日の活動は晴れ、思い出と日焼けができた3泊4日でした

 

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